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「備前 岡山」歴史的建造物センパイを訪ねる日帰り弾丸旅行記

投稿日:2017-09-18 更新日:

こんにちは。
歴史的建造物マニアのHamzoです。

朝晩がずいぶん涼しくなって、ちょっぴりおセンチな秋の気配がしてきましたね。

建築写真を撮るのが趣味の僕は、たまに 人物が主題の写真 にもチャレンジします。

人物を撮る時って、被写体となる人やその場所の雰囲気なんかをファインダー越しに見ながら、画角を変えてみたり、構図や露出を変えてみたりして、探り探り何枚もシャッターを切ります。

撮った写真のなかに1枚か2枚ぐらい、その人の 物語みたいなものが感じられる写真  が混じってたら嬉しい。

祇園祭 山鉾巡行

意外と大好きな歴史的建造物や古建築を被写体にしてシャッターを切る時も、同じ感覚だったりします。

目の前の建物がこれまでに刻んで来た歴史や、独特の佇まい、自分がそこに身を置いてみて伝わってくる空気感とか匂いなんかを感じながら聞くわけですよ、パイセンに。

えーっとぉ…

ここに建ってから結構な年数経ちますよねぇ先輩。

今や世間では「あいつもう国宝級じゃね?」みたいな事言われてますよ。んでね、今日はちょっと 先輩が生きてきた物語 みたいなモノが感じられる写真が撮れたらいいなーなんて思ってやって来たんですけどぉ…

ありがちっすけど、広角で全身を撮っちゃうのが一番いい感じっすかね?

狭めの画角で、哀愁ある雰囲気を切り取った方が先輩っぽい感じ出ます?

先輩恥ずかしがり屋だから、誰か人を一緒に入れて撮った方がいいっすかねー?

露出はアンダー?オーバー?どっちが男前っすかね?いっそHDRいっときますか!

みたいな事を考えながら、レンズを変え、構図を探り、絞り・シャッタースピード・ホワイトバランスを弄って、センパイの持つ一番魅力的な表情を探していくのがめちゃ楽しいのです。(あくまでど素人の戯言なのでさらっと聞き流して下さい)


南禅寺水路閣

結局、それが見つからないまま、毎度お馴染みのありきたりな記念写真になっちゃう事がほとんどなんですけどね(笑)こういうのを迷わず一発で決めれるのがプロなんでしょうね。

この夏にふと 岡山へ行こう! なんて思い立って、 備前国(びぜんのくに)に住む歴史的建造物センパイ方 を撮影する日帰り旅行へ行って来ました。

SDカードを整理してたら、なかなかいい表情をしている先輩も出てきたので、備忘録的にUPさせていただきます。(重ねて申し上げますが、ど素人カメラマンの自己満の世界でございます)

日帰りと言っても電車ではなく、車で早朝から出発して晩の0時前に帰ってきたので、ギリ日帰り旅行って事でその辺りはご容赦下さい。

では、
大阪を出発して近い順番に参ります!

備前市 “旧閑谷学校の講堂”

大阪から西へ走ること2時間弱。まずやってきたのは岡山県備前市の 旧閑谷学校

この学校は、江戸時代の1670年(寛文10年)に岡山藩主池田光政によって創建されました。なかでも学校施設の中で一番大きく、国宝にも指定されているのが “講堂” です。

背景の山の緑と、備前焼の瓦の赤とのコントラストが非常に美しい建物です。備前焼で屋根瓦を作るのはとても難しくコストがかかり、備前焼の瓦が使われているのは閑谷学校以外にほとんど例がないといいます。

国宝の講堂は二冠王

こちらの講堂、国宝にして “日本初” “日本唯一” の二冠を持たれておられます。

日本初の庶民教育のための学校 !

日本唯一、国宝指定の学校建築 !

この講堂が今の形で建てられたのは300年以上も前ですが、3世紀経っても寸分の狂いも感じられず、どの角度から見ても凛とした佇まい。

古くから寺社建築に見られる、花頭窓(かとうまど)が廊下に面した窓に用いられ、整然と並んで配置されているのも特徴の一つです。

この窓の形状については諸説がある様ですが、ここでは 釣鐘の形 をモチーフにデザインされてると言われています。講堂の中から見ると、釣鐘がどっしりと地についている様なシルエットが見えます。

これは「講堂の中に入ると釣鐘のごとくじっと正座して、先生の言う事を一心に聴き、集中し学問に勤しむ」という精神的な意味があるそうです。

僕は住宅建築に関する仕事をしているので、機会があれば、勉強が嫌いなお子様がいるご家庭で、この窓のデザインを一度提案してみたいと思います。

旧閑谷学校講堂

花頭窓から入る陽射しが、漆(うるし)でコーティングされたヒノキの床材に反射して、澄んだ水面の様な静けさを感じる講堂内。確かに勉強するにはうってつけの環境ですね。

それでは、つぎの場所へ…

ロストアンドファウンデーション

すいません、いきなり寄り道です。しかもコチラ歴史的建造物ではござりませぬ。雑貨屋さんです。しかもマニアックな。

でも一回来てみたかったんですよねココ。

店員さんに一声お掛けして店内の写真を撮らせて頂きました。2階建ての倉庫中に玩具箱ををひっくり返した様な感じが最高に萌えます。

the lost&foundation

「ヴィンテージ雑貨店」とか「ジャンクショップ」とっていうのでしょうか。このジャンルのお店は大好きなので、大阪・神戸のお店は何軒か知っていますが、この「ロスト&ファウンデーション」は小物類の品揃えがめちゃ豊富ですね。

「インダストリアル系」のインテリアがお好みの方や、お店をされてる方なんかは、一度ホームページを覗いてみてはいかがでしょうか。(最後に地図とHPリンクを貼っておきます)

岡山市 “吉備津神社の回廊”

岡山市にある “吉備津神社” は日本人にはお馴染みの昔話「桃太郎」の神話が残る由緒正しい神社です。 背後の吉備中山は古来より、山全体が神の山として崇められて来たこともあり、神の山のエネルギーを受けた パワースポット としても有名な様です。

本殿と拝殿は国宝にも指定される素晴らしい建物ですが、僕が見たかったのは “回廊” 。吉備津神社の裏手入口から本殿まで続く木製の回廊は約400mもあり、それはもう圧巻の長さです!

吉備津神社 回廊

長い400mの回廊をてくてくと往復して写真を撮りました。こちらの先輩は、そもそもが自分が主役じゃなくて、あくまで人が通るために造られたものなので、やっぱりそこに人が居てこそ画になるのかな?? なんて思ったりもしました。

そうこうしている間に、少し日が傾きかけてきました。先を急ぎます!

総社市 “備中国分寺の五重塔”

吉備津神社から “備中国分寺” までは車で15分ぐらい。田園風景の中に建つ 五重塔 は、国の重要文化財にして吉備路のシンボル的な存在です。

1844年頃に完成したこの先輩は、170歳過ぎにして身長34.3m。

長身のセンパイを近くから煽って撮ってみるのもいいけど、のどかな田園の小高い丘にスッと建つシルエットが遠目で見ても綺麗だったので、少し離れた所から田園なめで撮ることにしました。

感だけを頼りに撮影スポットを探していたら、三脚立てて、センパイをスナイパーの様に狙っている、おじいちゃんカメラマンたちの集団に偶然遭遇。

地元のカメラサークルか何かでしょうか? おじいちゃん達はカメラを据えて、撮ることをせずに談笑されとる訳です。会話に耳を傾けると「きのうばくやけたしきょうもええんやないかぁー」みたいなことを言ってます。

方言もあり最初はよく聞き取れず、スナイパー達の近所をうろちょろしながら先輩を撮っていましたが、しばらくして、「ばくやけた」が「爆焼けた」であり「昨日は爆発的な夕焼けだった」という事を理解した僕はしばし車で休憩。夕焼けタイムが始まるまで少し待つことにしました。

ちょっとだけ待ってから、ニコンの最上位機種D5を構えたおじいちゃんスナイパーの横で撮った写真がこちら。

備中国分寺 五重塔

三脚も立てて何枚か撮りましたが、今回撮った中では、手持ちで撮ったこのシルエットだけの先輩が僕は一番好きでした。写真って正解がないから面白いです。

夕焼けが一番綺麗なゴールデンタイムまで少しまだ時間があったのですが、せっかく岡山まで来たのでもう一箇所!と、スナイパーたちを後に車を走らせます。その後、ここの空が爆焼けしたかどうかがちょっとだけ気になります(笑)

やっぱり締めは “倉敷美観地区”

小旅行とは言え岡山の締めくくりはやっぱりここかな!という事で、やってきました “倉敷美観地区”

ここについては有名過ぎてなにも語る事はござりませぬ。夜に来たのは初めてですが、なかなか夜の美観地区も風情があっていいものです。スローシャッターで撮った一枚ですが、月がとっても綺麗でした。

倉敷美観地区

まとめ

ちょっと忙しない夏の小旅行でしたが、限られた時間で色んなセンパイに出会えた楽しい旅でした。良い子のみなさんは、ちゃんと宿を取ってからお出かけしましょうね。

では、また!

今回行った場所

旧閑谷学校 ホームページリンク

ロスト&ファウンデーション
▼ホームページリンク

吉備津神社 回廊 ホームページリンク

備中国分寺五重塔の撮影場所

倉敷美観地区 

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