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僕が経験した「コロナ後遺症」息苦しさと咳、胸痛や喉の痛みについて

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Hamzo
LONG COVID

2021年1月、自身が第三波の新型コロナウイルス感染症に罹患してから3ヶ月が過ぎた。

寒い時期に経験したコロナ闘病生活中、ちまたではこんなニュースが流れていた。「コロナもインフルエンザと一緒で、冬に流行る風邪のウイルスの一種なので、春になって暖かくなればワクチンとの相乗効果で状況はかなり良くなっているだろう。」

2021年5月初旬の現在、そんな甘い話は、変異ウイルスと遅々ちちとして進まないワクチン接種事情によって見事に裏切られ、僕の住む大阪では1日1,000人規模の新規感染者が今も増え続けている。

コロナ後遺症について

発症から後遺症が無くなるまで

PCR検査で自身のコロナ陽性が判明した当初は、体温も平熱に近く、また、他に変わった症状もなくて、軽い風邪みたいだな? という印象だったが、ホテルでの宿泊療養に入ったあたりから容体が変わり、39度近い高熱に悩まされる宿泊療養生活が10日以上続いた。

新型コロナウイルス感染症の重症度分類は、「無症状・軽症」「中等症Ⅰ」「中等症Ⅱ」「重症」の4類型に分類されており、僕は呼吸器不全のない肺炎を患う「中等症Ⅰ」に該当していた事が闘病後に分かった。

幸いにして中等症から重症化する事なく、なんとか自力回復でコロナ完治する事が出来た。

療養中は「高熱」が出たのみで、それ以外の症状は無かったのだが、ホテルでの療養生活終了後、約2ヶ月半の間、コロナ後遺症と思われる症状が続いた。3ヶ月が経過した今は、感染前と全く変わらない体調に戻っている。

コロナはまだまだ未知の病気

自分自身がコロナウイルスに罹患してみて感じたのは、まだまだ解らない事が多い病気なのだという事。 アフターコロナの後遺症にいたっては、色々とニュースなどでも取り上げられてはいるものの、専門の後遺症外来は今のところまだ少ないのが現状だ。

後遺症の症状は人によって様々で、感染者の半数が発症から60日後、4人に1人は120日後まで何らかの後遺症がのこるという。しかし、それらの後遺症に対する対策について、現在、エビデンスのある確立した治療法はなく、長引く後遺症に悩む方も多い。

僕自身のコロナ後遺症は「息苦しさと咳」「胸痛」「喉の痛み」であった。

息苦しさと咳

コロナウイルス感染症は、発症日から10日以上が経過し、37.5度以下の体温が72時間(3日間)続けば完治とされ、ずもっての隔離生活は終える事が出来る。この時点で他者に感染させるだけのウイルスは体内に残っていないからである。

約2週間のコロナ闘病を終えて、自宅に帰った当日の深夜、空咳と共に息苦しさを感じて目が覚めた。療養期間中は無かった症状だったのでかなり動揺した。

寝つけないまま迎えた翌朝も、咳と息苦しさが残っていたので、総合病院で一通りの検査(血液検査・CT・レントゲン)を受けた。この検査によって、自身が「コロナ肺炎」を患っていた事が判明した。

医師いわく、ホテル療養や自宅療養でも、呼吸器不全やSPO2に異常が無い「肺炎患者」は意外に多いとの事だった。ごくまれに、療養終了後に急性増悪が見られる人もいる様なので、療養後、体調に異変を感じたら大きな病院で診て貰う事をおすすめする。

僕自身、ようやくコロナ闘病が終わった…と思っていた矢先やさきに、肺炎が写った自身の胸部CT画像を見た時は、少しばかりショックを受けたが、幸いにして肺炎の所見は症状が治っている過程だった様で、検査日以降に増悪する事は無かった。

そもそも指定感染症のコロナは「入院」にならなければ、発症から完治まで病院で診て貰う事は出来ないので、知らない間に「肺炎」になっていて、気付かない間に治っているというケースが、自宅やホテルでの療養者には結構多いのではないだろうか。

「息苦しさ」は、この日以降は続く事も無かったが「咳」の症状は約5〜6週間ほど続いた。

胸痛

「胸痛」もコロナ後遺症で良く見られる症状のひとつで、知人のコロナ感染者もしばらくの間、胸痛が続いたと言っていた。しかし、何故、胸に痛みや違和感がのこるのか?は、原因がいまいちよくわからない様だ。

僕の場合、療養期間中から胸部に若干の違和感はあったのだが、さほど気にならない程度だった。しかし通常の生活に戻った後も、微弱な胸の痛みや圧迫感を感じる日が多かった。

療養期間終了から約3週間経ったある日、起床後と食後に酷い胸痛が2度あり、再度、総合病院で検査をして貰った。

血液検査とレントゲン、心電図をとってもらったのだが、全て結果は異常なし。むしろ血液検査の結果はずいぶん良くなっていた。てっきり肺が痛いのか?と思っていたのだが、肺には神経が無く肺炎で胸が痛む事はないそうだ。

僕の場合、胸痛は1ヶ月を過ぎたあたりから次第に無くなっていったが、なかには半年以上も違和感がのこる人もいる様だ。

喉の痛み

アフターコロナで最後までしつこくのこった後遺症が「喉の痛み」だった。

一向に良くならないので、耳鼻咽喉科で喉の奥をカメラで診て貰ったのだが、これもまた全く異常なし。嬉しい反面、この後遺症も原因不明なんだ…という不安な気分にもなったが、一般の耳鼻科がアフターコロナ患者を診る事もまだレアケースなんだと思う。

あくまで想像に過ぎないが、僕が後遺症に悩んでいた時期は、花粉や黄砂、PM2.5などが多い季節と重なっていたので、コロナで傷付いていた喉の粘膜に、それらの何かが悪影響を及ぼしたのではないかと思っている。

また、職業柄、人との会話が避けられない仕事なので、喉を完全に休ませる事が出来なかったのも長引いた理由なのかも知れない。しわがれた生気のない声と、乾いた喉の痛みに付き合いながら約2ヶ月半を過ごした。

3ヶ月目に入った頃には、息苦しさと咳・胸痛・喉の痛み、全ての症状は無くなった。また、医師の勧めもあり、このタイミングで肺のCT検査を再度して貰ったのだが、肺炎の影は全てきれいに無くなっていた。

医師がうには、肺炎がごくまれに癌にかわる事もあるとの事だ。 僕と同じくコロナに罹患された方々は、念のため人間ドックで色々と調べて貰えば安心に繋がると思う。なんせわからない事が多い病気だから。

まとめ

新型コロナウイルス感染症は症状の遷延せんえん、いわゆる「後遺症」がよく認められるのも特徴の一つで、LONG COVIDロングコビッドと言われている。

また感染時に無症状の人にも後遺症が起こることもある様だ。ただし、後遺症の実態はよくわかっていない面が多い。このような点からも、ウイルスが排除され感染症として治癒したあとも、外来での経過観察が望ましいとされている。

僕の経験上も、今まで無かった症状が急に出たりと「原因不明」な点がかなり多い後遺症だったが、咳や喉の痛みに関しては、医者で処方して貰った漢方薬などで改善が見られた様にも思われる。

まだまだ、数は少ないがロングコビッドの患者を診る専門外来も少しは増えてきたので、早く諸々の原因が解明されて、治療法が確立される事を願うばかりだ。

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