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大阪から日帰りで行ける神秘の無人島「友ヶ島」で煉瓦廃墟に萌えてみる

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Hamzo
赤煉瓦ってなんか恰好よくない ?

皆さま、唐突ではございますが “赤煉瓦” はお好きですか?

あ、興味ない。 あ、どうでもいい。

そうですか、僕は煉瓦造の建造物、なかでも古ぼけた感じのやつを見ると何故かワクワク胸キュンしてたまりません。 月並みな表現ですが、煉瓦造の歴史的建造物をおかずに、丼ご飯2杯ぐらいはいけますでしょうか。

京都南禅寺 「水路閣」

初々しい赤色から経年変化により褐色がかった色となり、どこか威厳と哀愁を感じる独特の風合いを持った煉瓦造建築。 明治時代の “文明開化のシンボル” とも言える、煉瓦の赤い色 は当時の人々にとって実に新鮮な西洋文化を感じさせる、めちゃめちゃ恰好のいい色だったはず。

明治期から大正末期にかけて日本でも多く建設された煉瓦建築ですが、構造体として用いられた “躯体煉瓦” の建築物には地震に弱いという弱点があり、関東大震災で多くの被害が出たことなどから、昭和期以降は仕上げの “化粧煉瓦” としてのみ使用される様になります。

現存する煉瓦建築でよく知られるているのは、赤煉瓦に花崗岩の帯を設えた “東京駅丸の内駅舎” や “大阪市中央公会堂” など、明治建築界の巨匠「辰野金吾」が携わった作品が有名です。

東京駅丸の内駅舎

大阪市中央公会堂

双方共に素晴らしい明治期の煉瓦建築の代表作ですが、僕的には洗練されたデザインの煉瓦建築より、もう少し古ぼけた感じというか、廃れた感じがある方が往年の哀愁を感じてときめくんですよね。

ラピュタ島の煉瓦建築 !?

近年 “ラピュタの世界感あふれる無人島” みたいなキャッチで、廃墟っぽい感じの写真をよく見かける様になり (そもそも天空の城ラピュタって見た事が無いので、ラピュタの世界観がよく分からないのですが…) それらの写真から伝わる少し廃れた赤煉瓦の趣きや島の空気感がなんかいい感じ。

その島の名は “友ヶ島” 。調べてみると意外と大阪からも近くて、少しだけ早起きしたら日帰りでも十分行けそう。

大阪湾の沖合いに鎮座する淡路島。その淡路島と和歌山県の間 (紀淡海峡) に浮かぶ4つの無人島の総称を “友ヶ島” といいますが、一般的には一番大きな「沖ノ島」のことを指す様です。

地図で見ると “大阪湾の出入口にフタ” をするような位置に島々があるのが分かりますね。明治時代の旧日本軍は、敵の艦隊が大阪湾へ侵入するのを防ぐ目的で、友ヶ島に砲台などの 軍事施設 を友ヶ島に設けます。

第二次世界大戦は空中戦が主体となったので、対艦用として造られらた砲台は使用されることなく終戦を迎えたそうですが、現在も貴重な軍事遺跡として当時の面影を残しています。

友ヶ島へ行こう !

友ヶ島へのアクセスは色んなサイトで詳しく紹介されていますが、和歌山県の加太港から出ている船で行く方法が一般的です。 加太港へは大阪市内から車で1時間半、電車でも2時間強といったところ。京阪神からであれば日帰りでも行けますね。

友ヶ島汽船で友ヶ島へ !

車の場合は加太港に有料の専用駐車場があるので、そこに停めて友ヶ島汽船に乗りましょう。整理券を貰って乗船時間を確認。GWや夏のハイシーズンは結構混み合っている様なので、なるべく早めの時間に行くのがオススメです。(整理券を貰ってから乗船までの待ち時間に船着き場付近で釣りも出来ます) 僕が行った時の乗船場はこんな感じでした。

加太港付近と友ヶ島には売店やコンビニは無いので、港に着くまえに買い物は済ませておいた方が良さそうです

友ヶ島までの旅客運賃は大人で往復2,000円、子供が往復1,000円。ハイシーズンは結構な数の運航数ですが、悪天候などの気象条件によっては運休することもあるそうです。まずは 友ヶ島汽船のホームページ で運行状況を確認されることをおすすめします。

さあ、友ヶ島へ出発 !

友ヶ島までは船に揺られること20分ぐらい。潮風がとても気持ち良かったです。
途中で漁船の大船団に出くわしましたよ !

友ヶ島上陸 ! で、どこからまわる ?

友ヶ島は全長2kmほどの無人島です。島内の道は舗装されていないところがほとんどなので、ハイキング仕様の歩きやすい靴で行くことをオススメします。島にはマムシもいるので、むやみに茂みの内には立ち入らないようにしましょうね。

島中の観光スポットを制覇するぞっ ! と当初は意気込んでおりましたが、山道が非常に多いことと、加齢と運動不足に伴う体力低下が著しいこともあり早々に計画変更。

調べると 有名なスポットは、島の西側エリアに固まっている ようです。今回は西側エリアをゆっくり吟味してまわることにしました。今回まわった場所を下の地図にプロットしておくので、これから旅行を計画される方は参考にしてみて下さい。

 
個人的にはこれだけでも十分おなか一杯、友ヶ島の雰囲気を満喫できると思います。
島にはキャンプ場施設もあるので、一泊して全島制覇してみるのもありですね。

友ヶ島の見どころ

それでは島をゆっくり歩いて満喫しましょう。おさえておきたい見どころは 3つ !

砲台跡などの軍事遺跡 !


「第三砲台跡」弾薬庫前

まずは、なにはともあれ友ヶ島と言えば 軍事遺跡 です。船を降りて皆が真っ先に向かうのが、島にいくつか点在する “砲台跡”

明治時代、友ヶ島は旧日本軍により由良要塞 (大阪湾防衛を目的として紀淡海峡周辺に作られた4つの要塞) の拠点として大規模に整備され、大きな大砲が島中のあちこちに備えられました。

終戦後、砲台は取り壊されて大砲は処分されましたが、現存する煉瓦造の砲台跡や弾薬庫跡が70年を超える年月をかけて徐々に風化していき、この島の自然と調和して独特の世界観を生み出しているというわけです。

一番有名な “第三砲台跡” と、島で一番大規模だったと思われる “第二砲台跡” は必ずチェックしておきたいポイントです。

島から望む海の景観 !

島から海を臨むビュースポットでオススメなのは、高台の “タカノス山展望台” と断崖絶壁にそびえる “第二砲台跡から望む海”

タカノス山展望台からは眼下に紀淡海峡と周辺の島々を見下ろせます。戦後に爆破処理された第二砲台跡の廃墟感とキラキラと光る海、そして行き交う船がなんとも絶妙なバランスで画になる風景でした。

島が育む豊かな自然 !

友ヶ島は、400種以上の植物が生育する植物の宝庫です。野生のシカやリスなど動物もたくさんいて、運が良ければクジャクとも出会える事があるようです。
自生する、たくましくも美しい草花が目を楽しませてくれます。

まとめ

半日かけて友ヶ島の自然と煉瓦廃墟を満喫。果たしてラピュタ感があったかどうか ? は、いつかラピュタをレンタルして検証してみたいと思います。
それでは皆様も良き煉瓦萌えの休日をお楽しみ下さい !

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