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宝島社の「江戸の家計簿」に麻吉旅館の写真を使って頂きました!

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S.L
江戸の家計簿!

この度、歴史家 磯田道史氏 ご監修の書籍 「江戸の家計簿 カラー版」 に写真提供をさせて頂きました。

見識が浅いながらも、歴史ジャンルをテーマの一つにしている スマイルログ が、かの “宝島社” のお目に止まるとはっ! しかも、磯田先生は僕も大好きな歴史家なのでかなり嬉しい。

個人運営の弱小ブログサイトながらも、ボチボチと記事を書き続けて、ようやく最近はコンスタントに月間50,000アクセスを数える様になりました。 これも定期的に記事を読んで頂いているリピーターさん方のおかげです。感謝!

で、書籍に使って頂いた写真がこちら、伊勢は 麻吉あさきち旅館 で撮った一枚になります。

麻吉旅館は、江戸時代から続く築200年を超える木造建築ですが、この旅館が建つ 「古市」 という小さな町は、その昔、江戸の吉原、大坂の新町、京都の島原 と肩を並べ、日本五大遊郭とまで称された歓楽地でした。

「麻吉旅館」生きた遊郭建築に泊まる ! お伊勢参り精進落とし

伊勢 古市 「麻吉旅館」 木々の葉が少しずつ色づき始め旅欲も ...

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上の記事で詳しく書かせて貰っていますが、麻吉旅館 は往時の面影を色濃く残す木造建築で、伊勢神宮参拝の折にはかなりオススメしたい、歴史情緒あふれる旅館です。

What’s “江戸の家計簿 ” ?

宝島社様から一冊、御献本いただきましたので、少しだけ本の内容に触れさせて頂きます。

2020年1月刊行の 「江戸の家計簿 カラー版」 は、2017年に刊行された同名ベストセラーの新書版。 江戸の庶民や武士の賃金を、現代の貨幣価値に換算して紹介。 当時の物価や経済、文化について、写真やイラストを交えながら非常に分かりやすく解説されています。


出典:江戸の家計簿 カラー版

建築業に携わる僕に身近なところで言うと、江戸時代の大工さんは現代の賃金に換算すると、年収約800万円、日当2万7,000円と、近年のバブル期ぐらいの日当を貰っていたのだとか。

1980年代のバブル期は、建設ラッシュによる職人不足で、職方の日当が右肩上がりになったのですが、江戸時代の建築職人は大火がある毎に賃金が上がり、江戸の6割が焼失したといわれる “明暦の大火” の後には、大工の日当が青天井になったという。

需給のバランスというか、そのあたりの相場感は、今も昔もあんまり変わんないんだなー なんて思ったりした。

そのほかにも、当時の大名の年収や、飛脚、髪結いの料金など、およそ現代の価格に置き換えられていて、めちゃめちゃ興味深い!  さらに、桜吹雪でお馴染みの 「遠山の金さん」 の年収がなんと3億円っっ!?

他にも興味深い内容が盛りだくさんなので、詳しくは是非、書籍をお買い求めのうえ読んでみて下さい。

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